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ぼっちぼっち

Author:ぼっちぼっち
顔●企業コンサルタント、IT技術者、1児の父
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場所●神戸在住、神戸・大阪・名古屋に出現
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スポーツ●野球、ゴルフ

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0.001%と0.177%の勝負(第138回天皇賞・秋(G1)とF1最終戦ブラジルGP)

0.001%と0.177%。

勝負の世界は厳しいということと、
それだけドラマチックということである。


0.001%は競馬の話。

第138回天皇賞・秋(G1)でのことだった。

勝ったのは牝馬にしてダービー馬のウオッカ武豊騎乗だ。

この競争は2000mで争われる。
競走馬は時速約60kmで走るので、2分弱で2000mを走り切る。

そしてダイワスカーレットというもう一頭の牝馬のライバルと並んでゴール板を通過した。

見ていてどちらが勝ったか分からなかった。
いや、どちらかといえばダイワスカーレットの方が前にいたように見えた。

事実、結果的に2着に破れたダイワスカーレットは、レース直後に勝ち馬が入るところに馬を入れ、関係者が喜んでいたという。

しかし結果はウオッカが優勝。しかもその差は約2cm!

2km走って最後の差が2cm。0.001%である。
それで勝者が分かれるとは厳しい世界だ。


以前有名ジョッキーが言っていた。
「馬具のベルトの締め方が少し違うだけでゴール前数センチの差になって出る」

武豊ジョッキーも言っていた。
「できるだけ鐙にはつま先だけで乗る。馬にかかる負担を少しでも少なくするために」


そういったあんなに400kg以上もある大きなサラブレッドには影響ないだろうと思えるレベルにまでこだわった姿勢が、最後の数センチの勝負の分かれ目を生むのだろう。

このプロとしてのこだわりは見習うべきところが多いと感じた。




そして、0.177%はF1GPの話。

年間通じて18戦行われるF1GP。その最終戦がブラジルで行われた。

今年のチャンピオン争いはフェラーリのフェリペ・マッサとマクラーレンのルイス・ハミルトン
ハミルトンがリードしており、マッサが優勝してもハミルトンが5位にさえ入ればチャンピオンという状況でレースのスタートが切られた。

F1はコース1周約4~5kmのコースを300km分走って行われる。
コースにもよるが走っている時間は約1時間半。

このレースの最後が劇的だった。

1時間半走り続けて、チャンピオンが決まったのがなんと最後の約10秒!

レースはマッサが優勝したのだが、マッサがゴールを走り抜けた時はハミルトンはまだコース上を走っていた。6位で。

このままではマッサがチャンピオンになるはずだった。

だがあと10秒でゴールというところで、ハミルトンは1台抜き去った。そして5位に。
そして奇跡のチャンピオンになったのだ。23歳という史上最年少ワールドチャンピオンというおまけつきで。

この10秒、マッサの優勝タイム1時間34分11秒435のわずか0.177%。

まだ話は続く。

最後に抜いた1台であるが、これは実は5~6分ほど前に急に雨が降り出したことに影響している。
急に雨が降ってきたので、各ドライバーは慌てて雨用のタイヤに交換。

だがこの1台は(他にもいたが)あえて雨用のタイヤに交換せず、交換する時間を節約して雨の中を走り続けたのだ。そうやってハミルトンの前を走っていた。

だが、雨が降る中、だんだんと走るづらくなり、ついに最終周で他のドライバーにどんどん抜かれ、ついにはハミルトンにまで抜かれたのだ。

もしもあと10秒雨が降るのが遅かったなら。

ハミルトンはこの車を捕えることができず、マッサがチャンピオンになっていたかもしれない。


しかしこの時速300kmで走るF1マシンでも、実はこんな話がある。

優勝したハミルトンのチーム、マクラーレンは、このブラジルGPを迎える前、何とか少しでも車を速く走らせるため、3000もある部品を約7億円かけてすべてチェックし、交換などで0.15秒速く走れる車にしたという。

0.15秒である。何とも凄まじい世界だ。

だがこの緻密な努力が勝者を生むのだろう。


このレースを見て痛く感動したのと同時に、まだまだ自分にもできることはたくさんあると痛感した。
























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テーマ : 万事考察 - ジャンル : 日記

タグ : F1 競馬 天皇賞 ウオッカ ダイワスカーレット 武豊 ブラジルGP マッサ ハミルトン ワールドチャンピオン

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